高脂血症の症状とは

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■　高脂血症の症状とは　■

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総務省が調べたところ、高脂血症は他の生活習慣病に比べて、
自覚症状がないので、

軽く見られているのが現状です。

「まぁ、症状も出てないし、大丈夫だろう」

これが命取りで、実は、高脂血症は

「全然、平気だろう！」
と症状のないうちでも、着実に悪くなっています。

動脈硬化という名の悪魔がジリジリと
その人の症状の進行を進めて

そして、ある日、急に脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症、
心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こす

恐ろしい病気で、その名のとおり、
サイレント・キラー（沈黙の殺人者）なわけです。

具体的な症状としては、眼瞼黄色腫（がんけん・おうしょく・しゅ）というものがあり、
これは、眼瞼（がんけん）、いわゆる”まぶた”の上の内側に
濃い黄色（オレンジ色など）の斑点ができることで、

この原因として、高コレステロール血症になったときに
できやすい症状として知られています。

また、アキレス腱が脂肪で太く分厚くなった、
アキレス腱肥厚（アキレスけん・ひこう）という症状も高脂血症のなかにはありますが、

これは、アキレス腱が１２ミリ以上あれば家族性高コレステロール血症が疑われます。

濃い黄色の発疹状のコブや結節が
肘関節、膝関節、手や背中などにできるがある”皮膚黄色腫”や、

角膜輪というもので、眼球の虹彩（＝こうさい。角膜と水晶体の間にある薄い膜）の周囲に
白いにごった輪がつくられる症状で、

脂肪が沈着しやすい代謝異常の状態に多くみられるもので、
高齢者に症状が出たりします。

また、高脂血症がひどい場合、急性膵炎（きゅうせいすいえん）による腹痛、
or 膵炎（すいえん）を伴わない腹部中央が痛んだりします。

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