糖尿病とアスピリン

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■ 糖尿病とアスピリン ■

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糖尿病と関係の深い”アスピリン”とはいったいどういうものか?



アセチルサリチル酸の薬品名。解熱・鎮痛薬で、もとは商標名。


アスピリンとは、サリチル酸系の解熱鎮痛薬。
1897年にドイツのバイエル社が発売しました。


「アスピリン」という名前は、もとはバイエル社の商標でしたが、
今では自由に使用できる名前になりました。


糖尿病の薬物療法で使用する、血糖値を下げる薬の「スルフォニル尿素薬」は、
同時に服用すると血糖降下作用が強くなるものがあります。


それが、消炎鎮痛薬やサリチル酸系の解熱鎮痛薬です。


消炎鎮痛薬は、ピラゾロン系薬剤、プロピオン系薬剤、アリール酢酸系薬剤、オキシカム系薬剤などがあります。

サリチル酸系の解熱鎮痛薬は、アスピリン、バファリンA、ケロリンなどがあります。


同時服用で血糖降下作用が強くなってしまう薬は、
低血糖を起こす危険があるので、注意してください。
糖尿病の薬と他の薬を同時服用する場合は必ず医師に相談しましょう。

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