糖尿病とブドウ糖

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■ 糖尿病とブドウ糖 ■

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ブドウ糖とは、車を動かすのにガソリンが必要なように、
私たちが体を動かしたり、考え事をするためにはエネルギーが必要です。


そのエネルギーのもとになるのが、ブドウ糖です。


あなたが食べた食べ物の中から、
「糖質」という栄養を体内に取り入れて、


胃や腸でさらに「ブドウ糖」に分解して、
生きていくためのエネルギーとして使われる栄養分です。


ですが、エネルギーとして使うための「ブドウ糖」が、使われないで余っちゃったら、


今度は、別のものに変わります。


それは、

  • 肝臓や筋肉でグリコーゲンという物質に変えられたり、
  • 脂肪細胞(しぼうさいぼう)で中性脂肪としてたくわえられたり、


して、ブドウ糖ではなくなり、形を変え ます。


前者の、たくわえられたグリコーゲンは、ブドウ糖が足りなくなったときに
ブドウ糖にまた戻って(分解されて)エネルギーとして使われます。


糖尿病は、これらのようなブドウ糖がエネルギーとして使われる
プロセスである「糖代謝」が正しく行われないために起こります。



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