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※前のページ「その他の合併症 〜糖尿病性壊疽」
糖尿病性壊疽は、ちょっとした怪我やくつづれ、水虫などをきっかけとして、足の先端部から起こり、対処しないとどんどんと腐ってきてしまう怖い合併所です。
このページでは、糖尿病性壊疽になる原因・要因をみていきましょう。
◆血管障害による壊疽
血管障害による壊疽は、動脈硬化などで足先の血流が悪くなることが原因で起こります。
血流が悪くなることで、細菌を殺す働きのある白血球や、傷を回復させる働きのある成分が少なくなるので、傷が膿みやすくなります。それが、潰瘍や壊疽になってしまうのです。
血管障害による潰瘍や壊疽の特徴は、コブのようなかんじで盛り上がって、激しく痛みます。
◆精神障害による壊疽
神経障害による壊疽は、知覚神経が麻痺することで怪我や傷などの痛みに鈍感になって、そのまま気付かずに放置したり、痛くないからと治療しないことで起こります。
傷や怪我から細菌が感染して増殖し、潰瘍や壊疽を起こしてしまいます。
神経障害での壊疽の特徴は、はれてくずれたようになり、じくじくと湿っていて、悪臭がすることもあります。
また、高血糖により体の抵抗力が落ちることで、粘膜や皮膚が細菌などに感染しやすくなります。
そのせいで感染症をおこすと重症になり、潰瘍や壊疽がさらに悪化していまうこともあります。
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